債務整理は、借金の返済が困難となった場合に用意されている手続きであり、自己破産、任意整理、民事再生等の種類があります。この中で、最も多くの人が選択しているのが、裁判所などの公的な機関を通さずに行う任意整理です。利息制限法に基づいて引き直し計算を行い、返済額を決定した後に将来利息をカットして3年間で完済するという内容です。通常の利息での返済を行うよりも大幅に減額できるので、負担を大きく減らす事が出来ます。

また、消費者金融等の貸金業者の個人向けカードローンを長期間利用している場合は、過払い金という払い過ぎていた利息が発生している可能性があるので、さらに返済額を少なくする事が出来ます。これは、改正された貸金業法及び出資法に関しての法律が2010年から完全施行された事によるものであり、利息制限法を超えた金利で支払っていた金額の全てが該当する事になります。

任意整理は、全ての手続きを個人で行う事も可能ですが、現実的には弁護士や司法書士等の専門家に依頼するのが一般的です。両者は、総債権額が140万円を超えた場合に違いが生じます。司法書士の場合は、この金額を超えると交渉権や訴訟代理権はなくなってしまいます。